調停により適正な遺留分を獲得した事例

ご依頼者様の属性

佐賀県　鹿島市　在住

50代　男性、女性（被相続人の子）

被相続人：父親

相続人：子　　計2人

相続財産（遺産）

不動産：約１２００万

預貯金：４００万（各種金融機関）

簡単な事案の概要

依頼者は亡くなった父親の子の二人でした。母親は父親よりも先に亡くなっていました。

父が亡くなった後、父の公正証書遺言が見つかり、すべての財産を父の姉、依頼者たちからすれば叔母に譲るという内容の遺言書が出てきました。

父親の生前、叔母が勝手に入院していた父を叔母の近くに転院させ、父親と依頼者たちは会わせてもらうこともできていませんでした。そのため、父親の遺言書の内容に納得がいかず、私に相談に来られました。

弁護士が介入した結果

父親の遺言書は公正証書遺言だったので、父親が無理やり書かされたなどの事情を考えにくい状況でした。そのため遺言書の無効を争うのは難しいだろうと予想されました。

しかし、依頼者たちは子であるため遺留分を請求することができます。

そこで、遺留分を請求する調停を行い、遺留分をきちんといただく形で調停をまとめることができました。